元米国国務長官 ヒラリー・クリントンの名言 をまとめてみました。
ヒラリー・クリントン は政治家ですので、自信の主義主張と相反するという方もいらっしゃると思います。冷たい印象を持っている人もいるかもしれません。
さらに、「同じ女性だからこそ嫌い」という意見があるのも承知の上ですが、女性の権利に対して行動を起こしていることは紛れもない事実で、その行動力と強さは素直に賞賛に値すると思います。
ひとりの女性の言葉として彼女の言葉を聞いてみてください。女性として生きている私たちに勇気をくれ、自分たちの素晴らしさに気付かせてくれます。
女性の権利についての名言
『女性の権利は「当然」で「当たり前」のものである』という前提に立っている、強い発言が多いですね。
日常生活でそのまま使うと強すぎる言葉かもしれませんが、わたしは、女性蔑視的な発言を受けて泣き寝入りをしてしまった日に読み返すことがあります。
女性である自分たち自身が、自分たちの権利を信じなければいけませんね。
人間の権利とは女性の権利であり、女性の権利とはすなわち人間の権利のことなのです
1995年 国連会議にて
もしある国が、マイノリティの人たちの権利、女性を含めた人民の権利を認めないのなら、その国で安定や繁栄を得ることはできないわ
2011年 エジプト訪問時のインタビューにて
女性の声に耳を傾けない限り、そこに真の民主主義はありえません。
1997年 NGOヴァイタル・ヴォイセズのカンファレンスにて
自分で自分の人生の責任を負う機会が女性に与えられない限り、そこに真の民主主義はありえません。すべての国民が自国にいながら人生を全うできない限り、そこに真の民主主義はありえません。
我々はあらゆる少女に対し、その子は価値があり、パワーがあり、どんなチャンスでも追いかけて夢を達成するに値するということを、教えていかなくてはなりません。
2017年 ガールズ・インク主催イベントにて
女性とは、世界で最大の未開拓な才能の宝庫です。
2012年 雑誌「ELLE」にて
もしも女性が健康で教育をきちんと受けていれば、その家庭は栄えるでしょう。
もしも女性が暴力を振るわれていなければ、その家庭は栄えるでしょう。
もしも女性が社会において、パートナーと同等に稼ぐことができれば、その家庭は栄えるでしょう。そして、家庭が栄えていれば、地域社会や国そのものも栄えるでしょう。
1995年 国連会議にて
女性の生き方に決まりなどないということを、私たちは理解しなくてはなりません。
1995年 国連会議にて
自分のためや家族のためにリスペクトすべきなのは、そのためです。
どんな女性でも、自分が生まれながらに持つポテンシャルを把握すべきなのです。
女性は犠牲者ではないと私は信じてきました。
2013年 ウィメン・イン・ザ・ワールド サミットにて
私たち女性は、変化をもたらす力であり、進歩の担い手であり、平和の創造主です。
私たちに必要なのは、闘うチャンスなのです。
何言ってるの。もし私が彼と結婚していたら、彼が大統領になっていたわ。
1993年 夫ビルの「彼と結婚していたら、君もガソリンスタンドで働いていただろうね」というセリフに返した一言
今この演説を聞いている女の子たちへ、あなた方には価値があり、強さも備え、この世界であらゆることに挑戦するにふさわしいということを、決して疑わないでください。
2016年 米大統領選敗北宣言にて
挫けそうな時に思い出したい名言
「凹んだ時に読んだら余計に凹んじゃうよ~」と思う人もいるかもしれない。
たしかに強い言葉ですが、それでも全部読んでみてくだださい。愛に満ちた言葉です。
いつも目標を高く持ち、一生懸命働き、自分の信じるものを大切にしなさい。
2008年 米大統領選挙戦にて
つまずいても、信念を貫きなさい。打ちのめされても、すぐに立ち上がり、「できっこない」「やめておけ」と言ってくる人の言葉など無視しなさい。
批判は真摯に受け止めて。でも、個人的に受け取ってはダメ。
「リビング・ヒストリー ヒラリー・ロダム・クリントン自伝」にて
もしその批判が事実で受け止めるべき内容なら、そこから学びなさい。
そうでないなら、放っておけばいいわ。
長く生きていると、人生で起こることの大半は自分のコントロール外にあるということがわかってくる。
2011年 雑誌「ハーパーズ バザー」にて
でも、それに対してどうレスポンスするかは、自分のコントロール内。
そこを忘れないようにしているわ。
民主主義で起こり得るもっともひどいことはーー個人の人生においても同じだけどーー、未来について冷ややかになり、希望を見失ってしまうこと。
2007年 雑誌「エスクァイア」にて
正しいと信じるもののために戦うことには意味があるのです。
2016年 米大統領選敗北宣言にて
それを信じ続けてください。
人生は一度きり。それはあなた自身のもの。
2012年 雑誌「マリ・クレール」にて
自分で掴み取り、主張し、生き抜き、できる限りのことをしなさい。
人間関係に悩んだ時に助けてくれる名言
もしあなたが誰かを愛しているなら、その人のもとを去ったりしない。
1999年 雑誌「トーク」にて
その人を助けるでしょ。
あなたができる善行のすべてを、できるだけの時間、できるだけの相手に、できる限りやりなさい。
2016年 Twitterにて
まとめ
ヒラリー・クリントンの名言 をまとめてみました。
強い女性はとかく嫌われがちです。
そして、社会に求められる『女性らしさ』『母性』『華やかさ』が、「有能さ」「信頼」「真剣さ」というビジネスや政治のシーンで求められるイメージを打ち消してしまいがちです。
これは、「有能さ」「信頼」「真剣さ」をアピールすれば嫌われるリスクが高まり、『女性らしさ』『母性』『華やかさ』を大切にすると仕事のチャンスが減る、これは働く女性全員が抱える難しさですよね。
『社会が求める女性らしさ』が変化しない限り、このジレンマは終わらないでしょう。
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