水曜日にパソコン動作が遅い ! と思う事はありませんか?
月曜日にも他の曜日にもサクサク動くパソコンであっても、なぜか水曜日になると動きが遅くて業務に支障が出る。
これ、あなただけでもありません。
そして、あなたの会社だけでもありません。
しっかりした理由があるんです。
水曜日にパソコン動作が遅い理由は Windows Update
パソコンOSは大きく Windows と Mac がありますが、日本国内では7割以上のシェアをWindowsが閉めています。
Windows を提供する Microsoft は、常に安全に最新の状態で使用できるようにセキュリティ面などの更新を月に2回定期的に配信しています。それが、Windows Update です。
日本は時差の関係で、毎月第2水曜日(または 第3水曜日)と毎月第4水曜日に Windows Update が配信されます。
Windows Update のデフォルトの設定では、パソコンを起動するとデータが自動ダウンロードされ始め、アップデートはパソコンの再起動またはシャットダウン時に適用されます。
この Windows Update の自動ダウンロードが、水曜日にパソコン動作が遅い と感じる原因です。
ただし、メインとなるのは毎月第2水曜日(または 第3水曜日)に配信される、セキュリティ更新を含む「累積(的な)更新プログラム(Cumulative Update《CU》)」なので、“第4水曜日にはあまり Windows Update の影響を感じない” という場合も多いかもしれません。
Windows Update とは
Windows Update とは、Windowsのセキュリティやシステム、機能を最新の状態にするためのWindowsの機能です。
毎月行われる定期アップデートのほかに、緊急アップデートもあります。
定期的なWindowsアップデートはスケジュールが公開されています。
セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2024 年)

このスケジュールを見ておけば、Windows Update のダウンロードのためにパソコン動作が遅くなる日が事前にわかるってことですね!
https://msrc.microsoft.com/blog/2023/11/securityupdatereleaseschedule2024/
Windows Update をやらないとどうなる?
Windowsの更新プログラムは、不正アクセスやサイバー攻撃から守るために必要な作業です。
更新プログラムをアップデートせずに放置してしまうと、セキュリティが弱い状態となり、サイバー攻撃などを受けてしまう可能性もあります。
自分が Windows Update を面倒に思って更新しなかったせいで、会社に大きな不利益を被ってしまう可能性があるという事です。
Windows Update 実行中にやってはいけないこと
Windows Update を適用するためにはパソコンの再起動が必要です。

Windows Update の実行中は、再起動したり電源を切ったりしないでください。再起動のメッセージが表示されたとき以外に、再起動したり電源を切ったりすると、Windows が起動しなくなる可能性があります。

Windows Update の再起動が終わらなくて、早く帰りたかったのでパソコンの電源ボタン長押しで強制終了しました。
次の日の朝、パソコンが立ち上がらなくなってしまいました。
システムファイルが破損したそうで起動すらできなくなってしまいました。
僕がせっかちなせいで、データサルベージとパソコン買替費用で会社に不必要な費用を掛けてしまいました。
第2、第3水曜日に避けるべき業務
第2、第3水曜日の業務中に「パソコンが遅い」と感じるのは、Windowsアップデートのためのデータをダウンロードすることによってネット回線が重たくなっているためです。
社内SEへのクレーム
パソコンのスペックが不足しているわけではないですし、社内の環境要因ではないですので、会社にクレームを言わないようにしましょう。
事務所中どころか日本中、そして世界中のパソコンが一斉にダウンロードを始めるため、ネット回線が遅くなって当然ですね。
ネット回線が遅いため、以下のような業務で遅延を感じます。
Web会議
第2水曜日にWeb会議をするのは避けましょう。
自分だけでなく相手側でもネット回線が輻輳している可能性が高いです。
別日に設定できるのであれば、その方が良いでしょう。
クラウドサービスを使った業務
最近では、請求発注業務や契約締結、仕訳起票にスケジュール管理まで、とにかくなんでもクラウド上で完結します。
クラウド上で処理を行うということはインターネット回線を使用しますので、処理速度が遅いと感じる場面が増えるでしょう。
特に画像を取り扱う業務はストレスを感じると思います。前日までにアップデートできるよう段取りできるといいですね。
毎月の提出〆切を決める立場にいる人は、第2水曜日を避けて設定した方が会社全体の業務がスムーズに回ります。
第2、第3水曜日にも遅延なく仕事をする方法
Windows Update のスケジュールに合わせて仕事を段取りする
2024年の Windows Update は、5月を除いて第2水曜日に予定されています。
事務職は事前に提出〆切が決まっているルーティンワークも多いと思います。事前にできることは片づけてしまい、第2水曜日に少しでもパソコンを使った処理業務が重ならないように調整してみましょう。
https://msrc.microsoft.com/blog/2023/11/securityupdatereleaseschedule2024/
Windows Update の更新を一定期間一時的に停止する
どうしても第2水曜日に行わなければいけない業務がある場合、Windows Update の更新を一時的に停止することができます。
ただし、私の経験上、Windows Update を長期間停止し、累積した更新を一気に適用してしまうと、高確率でハードディスク破損によるブルースクリーンが発生して、パソコンが起動しなくなります。

わたしがシステム担当しているうちの会社でも何台も壊れました。
毎日シャットダウンして、毎朝起動することで強制的にWindows Update を適用させたいのですが、言う事を聞いてくれなくてシャットダウンせずに帰宅する社員がいて困っています。
Windowsで更新プログラムを管理する方法
Microsoftサポート
- [Windows Update] をクリックします。
- [詳細オプション] をクリックします。
- 「更新の一時停止」欄にある「一時停止期間」ボックスをクリックします。
- 任意の期間(例:2021 年 8 月 10 日)を選択します。
※会社によっては、Windows Update を独自のスケジュールで配信していたり、以下に紹介する操作を禁止している、または設定できない様にされている会社もあります。
回線速度の改善のために個人でできること
2023年5月10日の更新プログラムで、Windows Updateに「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」オプションが追加されました。
このオプションにより、一部のWindows Update を自分で計画的にダウンロードできるようになりました。
というのも、このオプションは、新たなセキュリティ修正を含まない更新プログラム(第4水曜日の更新)や機能更新プログラム、新機能を含む更新プログラムをダウンロードできるものです。
セキュリティ修正を含む更新プログラム(第2または第3水曜日)および緊急(定例外)の更新プログラムは自動更新でインストールされますので、今まで通りです。
第2水曜日以外の日に急にパソコンが遅くなる場合
Windows Update 以外の日に、何もしていないのにパソコンが急に遅くなったら以下のような原因が考えられます。
- ハードディスク、メモリ容量が不足している
- 不要なファイル、キャッシュファイルが溜っている
- バックグラウンドで動いているソフトウェアがある
- ウイルス感染
以下の場合にはパソコンが起動しないこともあります。
- ウィルス感染
- Windows Update 実行中の再起動途中に強制終了をした
- ハードドライブが破損されている
- 互換性のないハードウエア若しくは期限切れのドライバーを使っている
パソコンが急に遅くなるのはトラブルになっているか、トラブル一歩手前の状態ですので、早めに社内システム担当者に現状を報告しましょう。
まとめ
- 第2水曜日にパソコンが遅くなる原因はWindows Update
- Windows Update のスケジュールを事前に確認して段取り良く仕事を行う
- Windows Update はリリースされたら必ず早めに適用する
- Windows Update 以外の理由でパソコンの動作が遅くなった場合にはすぐにシステム担当者に連絡する
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