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職場にいるめんどくさい人との付き合い方 ~ ずっと喋っている人 編

ずっと喋っている人への対応 社内コミュニケーション

どんな職場でも必ずめんどくさい人はいます。今回は ずっと喋っている人について考えてみます。

何社か経験すると事務所の中で ずっと喋っている人 に出会うことがあります。最初の頃は「楽しい人だな~」と思っていても、あまりにもずっと喋られるとだんだんと迷惑に感じてきます。もしもその人の喋り方が気に障るような喋り方だった場合は、退職を考えるようになるかもしれません。

自分の経験をもとに、事務所内で ずっと喋っている人 を分析して、対策を考えてみました。

ずっと喋っている人 のパターン

まず、単純に暇である場合が考えられます。

与えられている仕事をこなすのが早いのか、仕事を与えられていないのかはその人の能力によりますが、黙々と向かうべき仕事を持ち合わせていない可能性があります。

プライドが高く、承認欲求が高い

私の出会った ずっと喋っている人 はこのパターンでした。

自分では「何でもできる」「何とでもするんで大丈夫です」と大風呂敷を広げるのですが、いざ仕事を任すとちょっとしたこともすぐに口に出して人を巻き込み、自分では調べることをせず、調べ方を教えると「教え方が雑だ」といった具合です。『かまってちゃん』ですね。

年下の後輩でしたが男性だったので、大風呂敷を広げたがる『男のプライド』を潰さずに付き合うのが本当に大変で手の掛かる部下でした。彼が喋る内容は自分の過去の武勇伝や知識をひけらかす話が多く、プライドが高いのは明らかでした。

面倒くさいので「そうだね~」「すごいね~」としか言わないのですが、それでも彼は喋り続けます。

仕事の話に急に戻したりして話を終わらすことで、少しずつお喋りをやめてくれるようになりましたが、その後、話を聞いてくれる人を探して事務所内を回遊するようになってしまいました。

病気

病気である可能性もあります。

例えば、ADHD(注意欠陥多動性障害)は発達障害のひとつで、不注意(集中力がない)・多動性(じっとしていられない)・衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状があり、年齢や発達に不釣り合いな行動をとることがあります。程度によっては、仕事・学業・日常のコミュニケーションに支障をきたすことがあります。

その他にも、ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群・広汎性発達障害)、双極性障害(躁うつ病)、自己愛性人格障害などのパーソナリティ障害である場合も多弁の症状が発生することがあるそうです。

ずっと喋っている人 への対策

暇で ずっと喋っている人 への対策

もし相手が仕事を任せられる力量を持っているのであれば、大量の仕事を任せてしまう事で対策となる場合があります。

自分が部下の場合はその人に仕事が難しい場合もあるかと思いますので、あまりにもうるさく、自分の業務に支障が出ている場合には、上司に相談してみましょう。

プライドが高く、承認欲求が高くて ずっと喋っている人 への対策

自分のことを語るのは性生活と同じくらいの快感があると言われています。喋る事でドーパミンが分泌されて快感を感じるのですが、ドーパミンの快感は依存を引き起こしやすく、そう簡単には止められるものではありません。

そのため、承認欲求が原因で ずっと喋っている人 が、自発的にお喋りを止めること難しいと言えるでしょう。

「さすがだね~」「すごいね~」などの承認行動を事務所内全員で止め、承認しないことで気付かせることもできるかもしれませんが、イジメのようになってしまう可能性があります。

承認欲求が満たされていないことが原因なので、話を聞いてあげることで不満の原因を探れるかもしれません。ただし、このような場合の多くが、プライベートや幼少期に愛情・承認不足(逆に過剰)だった場合が多く、そう簡単に足を踏み入れない方がいい事もあります。

探れば誰でも不満はあるかもしれませんが、本人自身も不満に気付いていない(深刻に受け止めていない)場合も多いですし、まして、その不満が原因で周囲に迷惑をかけているとは思ってもいないと思いますので、適度な距離で自己防衛されることをお勧めします。

相槌を打つと聞いてくれると思われるので、「独り言かな」と判断されるものについては相槌を打たず、気付かないフリをしながら過ごしてみましょう。

病気で ずっと喋っている人 への対策

病気が疑われる場合であっても、本人に面と向かって通院を勧めることは難しいと思います。

上司であっても、面と向かって通院を勧めるのは難しいでしょう。「度重なる業務への支障」が認められた場合、本人へ改善するよう働きかけることは出来ると思いますが、その際に人格の否定があってはいけません。改善を求められた本人が周囲への迷惑を素直に認識した後、どうするか…というところです。

まとめ

職場には自分と合わない人、変わった人はいますが、「ずっと喋っている人」のような業務に支障をきたすような迷惑な人がいて、その職場から逃げられない場合には、とにかく距離を取りましょう。

基本的に、相手の性格を変えることはできません。無理に変えようとすると、今度はあなたがハラスメントの加害者側になります。

もし上司が何の対策も取らず、業務に支障が出ているというあなたの意見に耳を貸すこともせず、喋っている人を迎合する場合は、今後その職場で評価を受ける可能性は低いと思われますので、退職を検討しても良いと思います。

自分のメンタルを守るために、定期的にスポーツをするなどしてセルフメディケーションに努めましょう。

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