人間誰もが、己の欲望のままに生きれば少なからず マウント を取る行動をしてしまうものです。それを理性で抑え、周りとうまくやっていくことができるのも人間だからこそ。
しかし、理性の働かない人がいるのも事実で、職場でマウント合戦が起きることもしばしば・・・。
男性から見ると、女性のマウントの取り合いこそ恐怖だそうです。
自己開示の中で無意識にやってしまっていることもあると思います。
実際に職場でマウントを言われるものを見てみましょう。
女性が取りがちなマウントの種類
子持ち マウントを取る女 性
以前の時代では、子供を持ちながら働くことは「ハンデ」として認識することが多かったと思います。それは急な欠勤、遅刻、産育休などによる職場へ「迷惑をかける存在」であると自他ともに認識していたからでした。
しかし現代では、子供がいない女性に対して、子持ち女性がマウントを取るという構図が存在します。
「子供を持てない」人へのマウントの場合、子供を持てない理由には本当にデリケートな様々は事情があります。そのため、個人的な意見ですが、女性が女性の行うマウントの中で一番性悪で、最も女性の性を主張したものだと思っています。
既婚 マウントを取る女 性
結婚している女性が未婚の女性に対して行う「既婚マウント」。
現代では敢えて結婚しない事を選択する価値観を持つ人も多くいます。しかし、そのようなプライベートな価値観を公にする必要もないため、しばしば『結婚できない人』というレッテルを貼られることも多いのではないでしょうか。相手を『結婚できない人』と決めつけてマウントを取っているのですね。
また、「敢えて結婚しない」という価値観を公にしている場合でも、結婚に価値を感じている人からするとその価値観を理解できず、『結婚できないだけなのに、結婚しないと強がっている可哀そうな人』という目線で未婚者をみていることもよくあるようです。
自分ではない家族のステータスで マウントを取る女 性
「親が社長をしている」「実家が一等地の豪邸」「旦那が一流企業に勤めている」などの家族のステータスでマウントを取ってくる人がいます。男女ともに存在するのですが、特に女性同士になると『夫』『彼氏』の職業や年収を自慢してくるケースによく出会います。
羨ましいと感じる部分もあるかもしれませんが、本当に幸せな生活に必要な家族のステータスは内面的な豊かさや信頼関係であって、収入や職業ではないと思います。
持ち物で マウントを取る女 性
ブランド品や洋服などの持ち物でマウントを取り合う様子は色々なところで見られますね。
人の持ち物を褒める時には、少なくとも話しかけるタイミングで自分が身に着けているものを確認してから声をかけましょうね。
学歴や過去の経歴で マウントを取る女 性
出身大学や結婚前に勤務していた会社の規模、出産までにいた会社での役職など、今はすでに持っていないものでマウントを取ってくる人がいます。
マウントの取り方の種類と対処方法
アドバイス型マウント
相手のためを思っているかのような素振りで近づいてくる「アドバイス型マウント」。実際のところは自分の知識や経験を語りたいだけ、という場合が多いです。
主に話し方が鼻につくために『マウント』と感じてしまうのだと思いますが、中には自分の将来の為になる話や、見識の広がる話などもあります。鼻から毛嫌いするのではなく、「そうなんですか」「すごいですね」「勉強になります」と言ってとりあえず聞いておくのが、謙虚で賢い立ち振る舞いだと思います。
自虐 マウント
子持ちマウントや既婚マウントにもよく見られるケースです。
プライベートの愚痴や相談事だと思って親身になって聞いてあげていたら、自虐からのマウントです。マウントだと気付かないふりしてやり過ごすのが一番です。自虐マウントをしてくる女性に対して真っ向から立ち向かったり、気付かないフリしながらマウント返しをしてしまうと逆恨みされるので、相手の喜ぶ言葉を返してあげながら会話を終えるのが一番です。
自分中心 マウント
そもそも「マウントをとる」とは、自分が相手より優位にあるとアピールする行為で、自分のステータスや持ち物を自慢したり、他人を見下したりすることです。
自分の話ばかりする「自己中心マウント」の人は他人と比べるというのではなく、自分の自慢話を延々し続けます。話を聞いていると『そんなのあなたじゃなくても、とっくに誰でも知っている』と思うようなことまで自慢していることもあるので、時々心の中で笑っちゃいます。
他人を見下したりしているわけではないので、子どもが一生懸命お喋りしていると思って、「へぇ」「そうなんだぁ」「すごいね」と言って聞き流しておきましょう。
どうしても聞き流せずにストレスが溜まってしまったら
働く女であれば、自分なりのストレス解消法のひとつやふたつ持っておられると思います。しかし、仕事終わりにどうしてもその方法を取れない、という時も結構あって、そのまま週末までストレスを引きずってしまうことありませんか?
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何のしがらみもない他人に、思い切り愚痴るって結構気持ちいいですよ!
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まとめ
マウントを取ってくる人はどこに行ってもいます。気にし過ぎず、受け流し毎日を送るのが一番です。
また、取られたマウントが気になるということは、自分の中にあるコンプレックスに気付いたということでもあると思います。自分の弱点に気付かせてくれたことに感謝し、弱点に向かい合える自分になれたら素敵ですね。
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